2017年3月20日月曜日

いずみの森ユナイテッド 5代目壮行会

全国の小学生タグラガーの憧れ、サントリーカップ!

想い出がありすぎて・・・

チームのコト
子ども一人ひとりのコト
を話そうとすると、走馬灯のように思い出されるこの5年間

それぐらいにギッシリ詰まった5年間でした。

そんな5代目が今日でチームを卒業です。

午前中はいつもの様に校庭でミックスゲームなどを。
この日は3代目の中学生男子達も顔を出してくれ(4代目達はどこだ?(゚Д゚)?)たり、ママ達が混合チームに入ったりして、笑い声あふれる練習となりました。


急遽結成されたママ・パパチームと下級生たちのゲームや
4年生対6年生
5年生対6年生
中学2年生対6年生
そして、罰ゲーム的要素の強い、コーチ陣対6年生
といった6年生最後をゲームで〆て午前中は終了。

たった7分だけなのに、声は出ないし、顔も上がるし、クソ生意気、抜群のテクニックをを持った6年生達が全力で右に左にステップ切って来るし・・・
何とか全国チャンプ相手に、黒ゴリのどすこいステップのトライを含む、2点も取れたコトだけが唯一の救いです( ̄ー ̄)ニヤリ

いつも厳しい事ばかり言っててすみませんでしたーーーm(_ _)m
天気に恵まれた1年だったよね

お世話になったグランドに一礼m(_ _)m



午後は場所を移動して、市民センターで保護者の方々が用意して頂いた昼食を食べ、その後壮行会を。

下級生たちからの卒業生に向けた言葉や、6年生一人ひとりのスピーチは、我々も知らなかった子供達の心情が語られた、感動のシーンでした。

現キャプテンから次年度キャプテンへのメッセージ・・・
苦しんできたからこそ、重みのあるメッセージ・・・
6代目キャプテンの誕生です。

保護者の皆様
この日の壮行会の準備や、贈り物等の準備も含め、本当にお世話になりました。
苦しんでいる子供達をそっとサポート頂き、その苦しみが子供達の成長に繋がったのは、保護者の方々のお陰だと思っております。
いずみの森ユナイテッドのチーム方針を理解頂き、でも時には苦しんだ保護者の方々も多い世代でした。
みなさんが築いて頂いた基礎を活かして、チームとして、子供にとって、保護者にとって、地域にとって、大切な存在で在り続けたいと願っております。

いつでも良いので、動ける服装シューズを持って、下の学年の子供達相手をお願い致しますね(笑)

いずみの森ユナイテッド後輩たち
先輩たちがスピーチしていた様に、「全国制覇したチーム」って見られながらの1年になりますが、そのプレッシャーと戦いながら、そして自分と戦いながら、成長して欲しいな、と願っています。
急には上手にならないし、今のチカラでは全国どころか、東京代表を語ることもままならない事は、自分達が十分理解している事と思います。

練習しかないのです。上手になる為には・・・
1日1日の練習を大事にしようね。
約8ヶ月後にはサントリーカップ地区予選が始まります。
あっと言う間に時間は過ぎますよ。


いずみの森ユナイテッド5代目達
このBlogやDVDで語り尽くしたので・・・(笑)

あらためて

卒業おめでとう!

優勝のご褒美、ファミチキの約束は果たしたので、
DVD作ったお返しを期待しますね!

キミ達の進む先に幸あれ!
この見慣れた顔がチームから居なくなっちゃうんだね(T_T)
キャプテンからキャプテンへの挨拶。素晴らしいメッセージだったよ





2017年3月7日火曜日

サントリーカップ歴代優勝チームといずみの森ユナイテッド

サントリーカップ全国小学生タグラグビー選手権の歴史と、いずみの森ユナイテッドとの関係を少しお話します。

第1回 
優勝  汐入小 ホワイトベアーズ(南関東/神奈川)
  準優勝 磐田市立東部小学校(東海/静岡)

第2回
優勝  汐入小 ホワイトベアーズ(南関東/神奈川)
準優勝 タグの実(九州/長崎)

第3回
優勝  横浜釜利谷スパークエイト(南関東/神奈川)
準優勝 柳本レインボーズ(近畿/奈良)

第4回
優勝 TRC前栽レインボーズ(近畿/奈良)
優勝 RED TAG HUNTERS(九州/福岡)

第5回
優勝  RED TAG HUNTERS(九州/福岡)、
準優勝 良城小レッドダイヤモンズ(中国/山口)

第6回
優勝  汐入小 リトルベアーズ(南関東/神奈川)
準優勝 良城小ホワイトダイヤモンズ(中国/山口)

第7回
優勝  良城小ホワイトダイヤモンズ(中国/山口)
準優勝 若葉台Dreams(東京/稲城市)※
※いずみの森ユナイテッド現HCが最初に作ったタグラグビーチーム

第8回
優勝  良城小ホワイトダイヤモンズ(中国/山口)
準優勝 七国スピリッツ(東京/八王子)

第9回
優勝  茅ヶ崎ブルーフェニックス(南関東/神奈川)
  準優勝 吉島SP-12(北陸/富山)

第10回
優勝  横浜スーパースターズ(南関東/神奈川)
  準優勝 リトルブラックス(近畿/京都)

第11回
優勝  七国スピリッツ(東京/八王子)
  準優勝 茅ヶ崎ブルーフェニックス(南関東/神奈川)

第12回
優勝  七国スピリッツ(東京/八王子)
  準優勝 いずみの森ユナイテッドベアーズ(東京/八王子)

第13回
優勝  いずみの森ユナイテッドベアーズ(東京/八王子)
  準優勝 浦安ウイングス(中関東/千葉)

※上記すべて、サントリーカップ公式サイトからの抜粋

いずみの森ユナイテッドのトップチーム「ベアーズ」という名前は、汐入小のチーム名である、ホワイトベアーズ、リトルベアーズが由来となっています。
汐入小で教えていた「おじさん」、その「おじさん」を師匠のように慕い、現いずみの森ユナイテッドを設立した際に、「おじさん」の目指していたタグラグビーに1歩でも近づけるようにと、恐縮ながらベアーズという名前を付けさせて頂きました。
その「おじさん」が毎年、出前指導に来て下さいます。エキスパート達を引き連れて・・


小学生が楽しめるスポーツ、タグラグビー
その普及に公私共に全力を費やされ、出前授業や交流でタグラグビーの楽しさを全国に広めて頂いているおじさん。
チーム設立、初年度から。。。


身体能力が高い子供しか活躍できないスポーツではなく、仲間と協力しないと楽しめないし、上手にならないスポーツであるタグラグビー。
男の子と女の子が一緒になる事で、素晴らしいチームに成長していきます。

昨年のベアーズ、今年のベアーズも、個のチカラやスキルでは到底他の強豪チームには敵わないのは明白。
昨年の準優勝チームメンバー。強そうに見えねぇ・・・

今年の優勝メンバー。やっぱ強そうに見えねぇ・・・


スクリューでのロングパス投げられる子供なんてほんの数人。しかも投げられても受け取れない子供ばかりだから、投げられない。
パススキルも低い子供ばかり。

なので、徹底して組織で守り、組織で攻めるタグラグビーに専念し、ずっとそういった練習に取り組んでいきました。
それがおじさんからの系譜で、HCが受け継いだスタイルであり、いずみの森ユナイテッドスタイル。

初めて対戦したチームは、「見た目は弱そうなのに・・・」と思われた事でしょう。
試合内容を見ても、走力やパスで圧倒するタグラグビーではなく、細かく、パスを繋ぎ、全員がサボらず動き回る。

足の遅い子供でも、素早くパスを回したり、時には相手ディフェンスの間を突破したり、相手ディフェンスがいない場所まで走り続け、トライを決める。

サポートする選手が湧き出るように現れて・・・
知らぬ間に・・・
数的有利となり、見た目は簡単にトライしている様に映るハズ。

とにかくサボらない。
パスを出したら動き直す、ダミーで動いたら、戻って再び動き直す。
タグを取られても止まらず、次の動き出しを早くする。
タグを取ったら素早く返し、次の動きをする。
スライドするのか、自分がカバーに回るのか?を瞬時に判断し、仲間に声を掛けて自分の行動を伝える・・・

運動が得意ではなかった、学校にいても大人しかった子供達が、タグラグビーの全国決勝大会に出場し、仲間と助け合って活躍してくれた。

自分はヘタだ!の意識から、とにかく必死になって練習に参加し、指導者の言う事に真面目に取り組み、仲間からのアドバイスを真摯に受け止めて過ごした小学校でのタグラグビー生活。
努力すればここまで出来る!コトを証明した子供達


いずみの森ユナイテッド自慢のベアーズが、継承されてきたタグラグビースタイルを、全国の人達が注目していたサントリーカップ全国決勝大会という大舞台で、少しでも魅せることが出来た。

そんな今回の全国決勝大会でした。


勝つために・・・
ではなく、仲間と協力して男女が一緒に楽しく、そして真剣にタグラグビーをする
試合に勝った、負けたが価値観なのではなく、勝つ為に仲間と自分が何をしたのか?負けたのは自分と仲間が・・
それを子供達自身で考えさせ、成長へと繋げていく・・・

子供達にとって
保護者にとって
地域にとって

必要な存在で在り続けていきたい

それが、いずみの森ユナイテッドの想い・・・