2017年2月28日火曜日

第16回 浦安カップ

平成29年2月26日(日)
今年度、最後の大会となる、第16回浦安カップに、いずみの森ユナイテッドから、「ベアーズ」「ドラゴンズ」「ライオンズ」の3チームで参加させて頂きました。

毎回、この大会の規模が大きくなり、準備・運営は相当大変だと思われますが、浦安ウイングス関係者皆様のお陰で、気持ちよく大会に参加することが出来ました。
ありがとうございました。
逆光ですみません。大きな規模の大会でした


会場となる、NTT千葉総合運動場グランドに到着。
いつもとは違うチームが参加している大会で、「誰だ?」って感じで見られる思いっきりのアウェー感満載の状態。

それでもホームの浦安ウイングスのメンバーや、島根YDKのメンバー達を見つけると、途端にホーム感に切り替わるぐらいに、仲良くさせて貰っているのがありがたいです。
ア、アクビだとぉ?(#・∀・)
アンタ、ほんと今日はダメダメだ!・・・とか言われていましたね


今回は全チームが上級生リーグでの組み合わせとなり、初心者や下級生が混ざっているライオンズのメンバー達には少し厳しい試合だったかも知れませんね。
それでも、必死にタグを取るために追いかけ、ボールを持てば前に前に走ろうとしていました。
この経験も来年以降に繋がるんだよ。

ドラゴンズのノルマは、プール戦1位通過。
神奈川の強豪、豊岡オールスターズ相手に引き分けに持ち込み、得失点差で何とか1位通過でカップトーナメントに進出です。
カップトーナメント1回戦は地元の浦安ブラックと。
きちんとやればもっと戦えたハズなのに、ミス連発で自滅・・・
昨日の多摩カップで失った自信を取り戻す絶好のチャンスでしたが。

もっともっと繰り返しで練習しようね。
ドラゴンズ。。。んっ?違うやつが混ざってる。

トップチームベアーズは参加チーム人数の都合で、7人の6年生で構成。
ベアーズとしての最後の大会として挑みました。
プール戦の相手から「このチームは全国何位のチームなんですか?」とか聞かれるぐらいに、結構注目されている気が・・

そんな状況の中、手を抜いちゃ失礼なので、全開で相手をねじ伏せます。
1位通過でカップトーナメントに。

1回戦ではセルフジャッジで気を許し、早々に先制されるビックリする展開でしたが、地力で相手を突き放し、1回戦で同門のドラゴンズを倒して上がってきた、浦安ブラックにもいずみの森らしい、全員ラグビーで勝利。

1週間前に行われたサントリーカップ全国決勝大会決勝戦の再現となった、浦安ウイングスとのファイナル。

地元、チーム名が冠となっている大会、リベンジ、そして今年度の締めくくりとなる試合という事で、浦安ウイングスからは並々ならぬ気迫が感じられます。
まるで、昨年10月の関東交流大会で逆転負けを喫してしまった時に近い雰囲気。

その嫌なムードの中で、やはり・・・
ど真ん中で単純なタグミスからの先制点を奪われます。
一気に盛り上がる地元サポーターの応援団。
そして、放り込まれた逆転の使命を背負った、「大統領メンバー」が登場。
※ネーミングの意味は不明です。。。

そんな大統領メンバーでもなかなかペースを掴めず、大苦戦。
トライを奪うものの、かなり強引なトライでいつもと違うムード。
そしてますます気迫が凄くなっている相手に気圧されたのか、男子達が全く落ち着かない状態。

ハーフタイムにはゲームメーカーの女子から「男子達!しっかりして!」とマジで叱られていました(笑)
でも・・・
若干1名の男子だけは、萎縮したままミスのオンパレード。
転ぶわ、落とすわ、パスカットされるわ・・・(# ゚Д゚)

それでも他のメンバーが奮起し、追い上げが凄かった浦安ウイングスに対して、試合を決定づける見事なトライを小さなエース君が奪い、ノーサイドのホイッスル。

今年度最後の大会、気持ちの良い〆とはなりませんでしたが、浦安ウイングスという強敵を撃破し、今期9冠目ですべての大会スケジュールが終了。
サントリーカップ全国決勝大会、決勝戦の再現

ノーサイド。戦い終わって・・・
優勝おめでとう!





女子4名(この日は3名)、男子4名で構成された、いずみの森ユナイテッド史上最高の強さを誇ったベアーズ
やりきった感のある笑顔だ!でも・・・やっぱ強そうに見えないね(´・ω・`)


観ている人たちは恐らく、「そんな強そうなチームに見えないし、試合を観ていても強そうな感じのしないチーム」に映っていたかも知れません。

エースプレイヤーであるメンバーは流石に素晴らしい身体能力で相手をぶち抜いたりして目立っていました。

が、いずみの森の真骨頂はボールを持っていない時の動きと、仲間と連動した守り。

特にベアーズの6年生女子たち。
この子たちはお世辞にも身体能力は高くはない。
いや、学年でも下から数えた方が早いぐらい。
パスだってラグビー特有のステップを切りながらの手首を使って出すパスなども出来ない。
ロングパスだって受けられない。
自分達も十分にその事を理解していた。
自分達は下手なんだ・・・と。

そんな彼女たちが出来ることは・・・
攻めでも守りでも決してサボらないコト。

何度も何度も動き直して、仲間の動きに呼応していた。
本当に何度も何度も。
真面目に必死に、自分達が出来る最大の動きを全力で。
これがどれだけキツいコトなのか。苦しいコトなのか。


仲間はそれを知っている。
だから信頼してパスを出せるし、パスが出て来る事を信じて走り込める。
そこにあるのは、仲間への絶対的な信頼感

そして・・・
そんな頑張っている彼女たちを見て、自分達がサボるわけにはいかない!

女子の頑張りが、サボり気味の男子達を変えた

そんな女の子と男の子が協力して出来たチーム。
小学生だからこそ、ココに拘りたい。
そんなチームを目指したいずみの森ユナイテッド。

女の子と男の子が協力して「魅せるタグラグビー」

いずみの森ユナイテッドが目指していたエンジョイタグラグビーというスタイル

最高のタグラグビースタイルで、最高の強さを誇ったベアーズはこの日をもって解散です。
次世代に強烈な課題を突きつけて・・・



保護者の皆様
連日の遠征、応援、ありがとうございました。
最後は観ていてハラハラさせられたかと思いますが、まぁそれもいずみの森らしいっちゃらしいのかも知れません(笑)
1年間、本当にありがとうございました。